ホットヨガとは
ホットヨガとは、高温に暖められた部屋の中で行なうヨガです。何故そのような環境でヨガを行なうのかというと、その室温が体にとっては一番柔軟になりやすいからであり、発汗と汗の蒸発が一番適切に行われる環境であるからなのです。
具体的には、室温はおよそ39℃前後であり、湿度は55％～65％の間となっています。この39℃前後の室温でヨガを行なうと、筋繊維を無理なく伸ばすことが可能となり、ヨガを実践している間に筋肉を傷める可能性を軽減することが出来ます。
一般的に、人間が心地よく感じる温度というのは20℃～27℃であるとされているわけですが、筋肉が一番柔らかくなる温度はおよそ39℃前後となるのです。そのため、ホットヨガは筋繊維を十分に伸ばすことが可能となり、体の柔軟性も向上しますし、ヨガ中に筋肉を傷めたりすることもほとんどないといわれています。
また、湿度は汗の乾燥に非常に関係してきます。ホットヨガを行なうと大量の汗をかくわけですが、湿度が低過ぎると汗がすぐに乾いてしまって肌が乾燥してしまいます。
反対に、湿度が高過ぎると汗が乾きにくくなり、体がベタベタとして不快感を感じ、快適にヨガを実践することが出来なくなります。
そこで、最も適切な温度と最も適切な湿度を保つことによって、最大限にヨガの効果を引き出し、快適に実践出来るようにしたのが、ホットヨガなのです。