ホットヨガでの注意点
ホットヨガは高い室温と湿度の中で行なわれます。そのため、大量に汗をかき、体温も上昇することから、運動効果を高めるには非常に効果的なのですが、その一方で危険性というものも増えてきます。
大量に汗をかくことによって起こる脱水症状を回避したり、体温を上昇させ過ぎないためには水分の補給が必要です。したがって、ホットヨガの最中には、水分補給をこまめに行なうことが大切なのです。
実際、ホットヨガを行なっている最中や終わった後などに頭痛を訴える人もいます。これは体温が上がり過ぎたために起こる軽い熱中症の症状や、軽い酸欠が原因です。
このような熱中症を避けるためにも、水分補給はこまめに行ないましょう。ただし、水分補給にもポイントがあります。それは、咽喉が渇いてきて水を欲するようになった時点では遅すぎるということです。
ですから、咽喉が渇かなくても、定期的に水分の補給をしなければならないのです。また、身体に一回で吸収される水分の量はおよそ100ccですから、大体の目安としては15分おきに100ccの水分を摂るようにすると良いでしょう。
また、酸欠を起こす要因としては、部屋の換気が十分に行なわれていないケースもありますが、呼吸方が上手く出来ていないということも考えられます。
無意識に胸式呼吸を繰り返していると、十分な酸素量を体内に取り込めないことがあります。ですから、先ずは腹式呼吸をしっかりとマスターすることが肝要です。